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666猛血

666猛血
プロレタリ アート従事者

ある日、彼は輪投げをして休日を楽しんでいた。

彼が投げているのは普通のリングではなかった。

それはさくさく衣に包まれたイカリングだったのだ。

そして、箸で中身を確認すると実はオニオンリングであり、

しかし、食べてみると、

なんとそれは蜂蜜たっぷりのポン・デ・リングだったのだ。

 

そんな訳が分からないくらいの意外性を持つ彼は

THSのドタバタ忍者的存在である。

 

しかし、あえていうならば その精神の源にあるのは

真っ当な常識人。

 

言動は異常。しかし、

それは彼の表面的な要素の一つであり、その根底は英国紳士的それなのだ。

 

そんな捻れた人間性の彼が創る作品がわかりやすいものであるだろうか、

いやそんなわけがないってばよ。

彼の作品は理解しようとすればするほど、人生の虚無に苛まれてしまうのだ。

 

彼のその独特な世界観は展覧会でより強く感じることができる。

彼に自身の作品の説明を受けた人は逆に、もっとよくわからなくなり、

最終的にポカーンとなっているのをたびたび目撃することができるからだ。