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更新します川

更新します川
心を入れ替えて更新します川

人体破壊シーンはそのテの映画にはたくさん登場し私はそんな映画が大好きですが勢いよく流れる鮮血やはじける脳漿、掻きだされる腑、貫かれる眼球や剥がされる皮膚などはそれだけ観ても嫌悪感しか感じません。望むのはその破壊シーンの前にある生きるか、死ぬかの駆け引きに魅せられ、ゾンビ映画でもむちゃくちゃグロいゾンビやシーンだけではもの足りず、ゾンビに襲われる人間の極限状態や危機に向かう姿がゾンビそのものを引き立て、ひいてはそれがゾンビ映画の魅力だと思います。弁当でいえば、ゾンビ映画におけるゾンビはご飯であり、ご飯だけのお弁当ではすぐに飽きてしまうのと同じように映画でも襲われる人間の行動や思想というおかずがないと美味しくなくスーパーかっこよく小粋で魅力的で無敵なゾンビが登場しても、その面白さはご飯でいうとコシヒカリにしかすぎなくコシヒカリのみのお弁当を食べ続けることはできるでしょうか?別にコシヒカリをディスっているわけではないけれど、やっぱり梅干しも食べたいし、みそ汁も食べたいし、ハンバーガーも食べたいと思うし、言ってしまうとコシヒカリはどうしても「ご飯」という一つの食べ物から脱却できないわけで、ある日突然ハンバーグになったりはしないのです。では規格外の、既存の可能性を超えるゾンビの存在を期待したいところですが、現実的に考えると、おかずの種類を豊富にし、隠し味を加えたもののほうがすぐにおいしいものができあがることは明白で私は世界で一番美味しい料理はお好み焼きではないだろうかと常々考えています。卵やキャベツや豚肉をかきまぜ、ソースやマヨネーズを加えた味をご飯と共に食べれば至福を感じることができます。つまり、私がホラー映画について思うことはそんなお好み焼き弁当がでてくることを心待ちにしているということなのです。